三平ストアと大川興業の差から学ぶ新宿賃貸オフィス物語

身の丈に合った金銭感覚を

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キャッシュで一括と賃貸では雲泥の差身の丈に合った金銭感覚を

しかし、借金まみれのままでは芸能界にいさせてもらえなかったようです。
後者の芸能事務所からオーディションに合格させてタレントとして売り出すのは「搾れる」男性のみ。
女性は「タレント」としてはどっちみち耐えられないため、タレント志望で来る人でもマネージャーにさせています。
オーディションの時点でお断りしているのです。
それでも、やってくるタレント志望の男性合格者は全員、消費者金融に連れて行かれます。
借りられるだけ借りさせ家賃の穴埋めに使います。
穴が埋まらないため「修行中」の男性芸人は全員、職業訓練を受けさせられています。
家賃とやる気の折り合いがつかなくなったら芸能界引退です。
「介護ヘルパー2級の資格を持つ、テレビには一切顔を出さない覆面芸人」も所属しています。
前者のオーナーはなにかと顰蹙を買うことが多いようですが、後者の芸能事務所社長は、純粋に人徳で生きています。
人徳で生かされている感もありますが。
1980年代後半バブル崩壊前、ここの芸能事務所のユニフォームを着て、大学生の集団がテレビで団体で踊るだけで、社長と一緒に出演した人達は面白いほど、すぐに有名になり、すぐに人気が出ました。
ところが、1990年代から2000年代初期にかけて、10年以上、稼ぎも立ち位置も微妙な20人弱の芸人を抱えるだけ抱えることが続き「家賃も払えないまま豪奢な都内の賃貸オフィスを借り、長年借金を重ねる」状態を続けてしまったのです。
2000年代初期、さすがに東京都港区の豪奢なオフィスに、家賃も払わないまま、希望的観測のみで住みつづけることはできなくなったようで、同じ都内の折り合いがつく場所に移転しました。
移転後にも移転先に取材でお邪魔したしたことがあるので。
その移転先は都内某所とだけ言っておきますが、完全に「家賃を払えないけれど見栄っぱりの人が見栄を張り続けたいから」住むような場所でした。
「身の丈に合った金銭感覚を持っている人は、通常は選ばない土地」を転々としているのです。
後者の芸能事務所にオーディションから入ってきた当時は売れっ子だった二人組の若手芸人は、今では移籍しています。